日本のみがき棒鋼発祥の地である生駒山の麓、大阪・枚岡地区において、当社は昭和6年（1931年）に創業して以来、85年もの長きにわたってみがき棒鋼の製造ひと筋に歩んでまいりました。この間、常にお客様の信頼が得られる製品を提供することにより、社会に貢献することをモットーに「昨日より今日、今日より明日」の精神で社員一丸となって取り組んで参りました。

 　その長い歴史の中で、日本を取り巻く環境、顧客ニーズの変化にいち早く対応するために、昭和48年当時まだ珍しかった社内独自のコンピューターシステムを導入、また昭和56年には、業界で初となるSTC焼鈍炉により特殊鋼の品ぞろえを強化し様々な鋼種をご提供するなど、当社の品質方針の一つでもある「常に顧客と社会の声に耳を傾け、仕事と製品の質を継続的に改善して行く」ことを行ってきました。

 　景気の変動が激しい昨今ではございますが、市場の変化に柔軟に対応しながらも、地に足がついた経営と地道な努力を継続することにより、これからも社会に貢献して参ります。